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誰よりも遠い意図手繰り寄せる絆
誰よりも近いはずなのに縺れる絆 PR |
それは、残らず役立たずの羽だった。
明日を飲み込む黒い月 そんなものに憧れては 自分の弱さに蓋をした。 |
どこにゆけばいいのだろう
あてもなくさまようように ひっしですがりつくように このままここでいきがとまったら だれがわたしをみつけるのだろう ちぢにきえてくこのからだ こころはそこにすでになく せかいのなみにのまれてく あなたがなみだをながしたら ほんのほんのすこしだけ おもいでのなかにいきられる いきをしていられる いきて、いたいんだ こいを、したいんだ むかうさきのさきに まっててくれるなら せかいよりとおくだって あなたのなみだをふきにいくんだ |
しずかに、しずかに、しずかに、名を呼ぶ声が聞こえる。
強く、強く、強く、名を呼ぶ声が聴こえる。 森へお帰り、雨が降ったあとに。 |
さくらいろ。
けして埋め尽くすことなく、山にひっそりとあるさくらが好きだ。 山のいぶきが天を衝いて出てきているようだ。 地味に彩られた山肌を差し色で飾るさくら。 埋め尽くさんばかりのさくらもそれは見事な雅美であろう。 そんな華やかさとは対極の、詫び錆びを感じさせる幽かな色が、 今となっては。 |